HSKの資格は就活の時に使えるのでしょうか

HSKは中国の教育部(日本の文部科学省に相当)が設けて、中国語を母国語としない中国語学習者のための唯一・公認の中国語能力認定標準化国家試験です。

日本において中国語検定よりはやや知名度が低いが、就職の際、資格を持つと便利です。海外会社または中国と取引する会社が社員募集のとき、募集条件の中に「HSK○級」というのがよくあります。
就職の際に、「中国語をうまく使える」というような要求があれば、少なくとも7、8級は必要で、求人誌の採用の条件も必要最低限のレベルは7級ですが、ほとんどが8級以上です。
「実務にも使える」というレベルとなると、HSK高等(9〜11級)が望ましいですが、資格よりも実力重視の業務が少なくありません。
実務で使用した経験の有無を重視する傾向があるので、まず資格を実務に生かすことが大事だと思います。

ちなみに、中国へ留学に行くなら、HSKの資格が必要(学歴留学の場合)ですので、留学を考えている場合、HSKの資格を取ったほうが良いと思います。